問題 P039

10回で表7回なら確率0.7?

中1くり返して調べる(相対度数)★★☆

問題

Aさんは、ふつうの硬貨を10回投げて、表が7回出た。そこで「この硬貨の表が出る確率は0.7だ」と言った。下の表は、ふつうの硬貨を「10回投げる」ことを100セットくり返した記録だ。
Aさんの考えについて、正しいものはどれ?

10回のうち表の回数6回以下7回以上合計
セット数8218100

ヒント

  1. 10回くらいでは、相対度数のぶれは大きい? 小さい?
  2. 表を見よう。ふつうの硬貨でも、10回で表が7回以上になることは、めずらしい?

解き方

  1. 10回の相対度数

    10回で7回なら、相対度数は 7÷10=0.7。でも10回は少ない回数で、ぶれが大きい。

  2. 記録を読む

    ふつうの硬貨でも、100セットのうち18セットで、表が7回以上になった。18÷100=0.18。5〜6セットに1セットくらいは起こる。

  3. 答え

    10回の結果だけで確率を0.7と決めることはできない。確率を表すには、何百回、何千回と投げた相対度数を使う。

答え10回では少なすぎて、表が出る確率を0.7とは言えない

よくあるまちがい(2つ)
  • 表が出る確率は0.7だと言える10回の相対度数をそのまま確率にしたかな? 回数が少ないと、ぶれが大きい。多数回の結果を使おう。
  • この硬貨は表が出やすいと決まった表が多かったから、かたよった硬貨だと考えたかな? ふつうの硬貨でも、10回で表7回以上は5〜6セットに1セットくらい起こるよ。

今日つかった考え方少ない回数の相対度数はぶれが大きいので、確率は多数回の試行の相対度数で表す。

この考え方をくわしく:第2章 くり返すと見えてくる