問題 P040

10回投げたら表はちょうど5回?

中1くり返して調べる(相対度数)★★★

問題

硬貨の表が出る確率は0.5だ。Bさんは「だから、10回投げればたいてい表がちょうど5回になる」と言った。下の表は、ふつうの硬貨を「10回投げる」ことを200セットくり返した記録だ。
Bさんの考えについて、正しいものはどれ?

10回のうち表の回数ちょうど5回それ以外合計
セット数49151200

ヒント

  1. 表の、ちょうど5回のセットは、200セットのうち半分より多い?
  2. 確率0.5は、「10回で必ず5回」という約束かな?

解き方

  1. 記録を読む

    200セットのうち、ちょうど5回だったのは49セット。49÷200=0.245。

  2. 多いのはどっち?

    ちょうど5回にならなかったのは 200−49=151 セット。こちらのほうがずっと多い。

  3. 確率0.5の意味

    確率0.5は、10回で必ず5回という約束ではない。何千回も投げると、表の相対度数が0.5に近づいていく、という意味。

  4. 答え

    10回では、ちょうど5回にならないことのほうが多い。でも、ちょうど5回になることもある。

答えちょうど5回にならないことのほうが多い

よくあるまちがい(2つ)
  • たいてい、ちょうど5回になる10×0.5=5 だから5回になる、と考えたかな? それは「およそ5回」の予想。記録では、ちょうど5回は約4分の1のセットだけだよ。
  • ちょうど5回になることは1回もないちょうど5回にならないことが多い、を言いすぎたかな? 記録でも49セットはちょうど5回だったよ。

今日つかった考え方予想される回数は「およそ」の値で、ちょうどその回数になるとは限らない。

この考え方をくわしく:第3章 起こりやすさを数で表す