問題 P200
降水確率70%で降らなかった
問題
ある日の天気予報で、降水確率は70%だった。ところが、その日は雨が降らなかった。この予報について、正しい考えはどれ?
ヒント
- 降水確率70%は「必ず降る」という意味かな?
- 同じ70%の予報が出た日を、たくさん集めて考えてみよう。
解き方
確率で表す理由
天気は、降る・降らないが同じくらい起こりやすいわけではない。数えては求められないので、たくさんの記録の割合で確率を表している。
70%の意味
降水確率70%は、同じような予報の日を100日集めると、およそ70日は雨(1mm以上)が降る、という意味。
降らない日もある
残りの日には雨が降らない。その割合は 1−
0.7= で、0より大きい。70%の予報でも、降らない日はふつうにある。0.3 まちがいかどうか
1日の結果だけでは、予報の正しさは決められない。70%の予報の日をたくさん集めて、実際に雨が降った割合がおよそ0.7になっているかで確かめる。
答え予報がまちがいだったとは言えない
よくあるまちがい(2つ)
- 予報はまちがいだった70%なら降るはず、と考えたかな? 70%は「必ず」ではないので、降らないことも起こりうるよ。
- 降水確率70%なら、雨は必ず降るはずだ70%を「必ず降る」と読んだかな? 必ず起こることの確率は1(100%)だよ。
今日つかった考え方確率は1回の結果の約束ではない。正しさは、たくさんの結果の割合で確かめる。
この考え方をくわしく:第10章 確率で判断する