問題 P200

降水確率70%で降らなかった

中2確率で判断する★★☆

問題

ある日の天気予報で、降水確率は70%だった。ところが、その日は雨が降らなかった。この予報について、正しい考えはどれ?

ヒント

  1. 降水確率70%は「必ず降る」という意味かな?
  2. 同じ70%の予報が出た日を、たくさん集めて考えてみよう。

解き方

  1. 確率で表す理由

    天気は、降る・降らないが同じくらい起こりやすいわけではない。数えては求められないので、たくさんの記録の割合で確率を表している。

  2. 70%の意味

    降水確率70%は、同じような予報の日を100日集めると、およそ70日は雨(1mm以上)が降る、という意味。

  3. 降らない日もある

    残りの日には雨が降らない。その割合は 1−0.7=0.3 で、0より大きい。70%の予報でも、降らない日はふつうにある。

  4. まちがいかどうか

    1日の結果だけでは、予報の正しさは決められない。70%の予報の日をたくさん集めて、実際に雨が降った割合がおよそ0.7になっているかで確かめる。

答え予報がまちがいだったとは言えない

よくあるまちがい(2つ)
  • 予報はまちがいだった70%なら降るはず、と考えたかな? 70%は「必ず」ではないので、降らないことも起こりうるよ。
  • 降水確率70%なら、雨は必ず降るはずだ70%を「必ず降る」と読んだかな? 必ず起こることの確率は1(100%)だよ。

今日つかった考え方確率は1回の結果の約束ではない。正しさは、たくさんの結果の割合で確かめる。

この考え方をくわしく:第10章 確率で判断する