問題 P081

積は偶数と奇数どちらが多い?

中2同じくらい起こりやすい?★★☆

問題

大小2つのさいころを投げて、出た目の数の積を考える。Dさんは「積は偶数か奇数の2通りだから、どちらも同じくらい出る」と言った。積が偶数になるのと奇数になるのでは、どちらが起こりやすい?

ヒント

  1. 積が奇数になるのは、2つの目がどんなときかな?
  2. 奇数どうしのかけ算だけが奇数になる。奇数の目は 1・3・5 の3つ。

解き方

  1. 全部で何通り?

    大と小を区別すると、目の出方は 6×6=36 通り。この36通りは、どれも同じくらい起こりやすい(同様に確からしい)。

  2. 積が奇数の場合

    積が奇数になるのは、大も小も奇数の目のときだけ。3×3=9 通り。

    大小2つのさいころの目の積行が大、列が小のさいころの目。マスには積。積が奇数のマスは9個で、残りの27個は偶数。小大1234561234561234562468101236912151848121620245101520253061218243036
    1. マスに2つの目の積を書く。全部で36マス。
    2. 積が奇数のマスを囲む。9個だけ。
  3. 積が偶数の場合

    残りの 36−9=27 通り。どちらかに偶数の目があれば、積は偶数になる。

  4. 確率で比べる

    偶数は 2736=34、奇数は 936=14。積が偶数のほうが起こりやすい。Dさんの「2通り」は、同じくらい起こりやすい分け方ではない。

答え積が偶数

よくあるまちがい(2つ)
  • どちらも同じ偶数と奇数の2通りだから半分ずつ、と考えたかな? 36通りで数えると、偶数は27通り、奇数は9通りだよ。
  • 積が奇数さいころの目は奇数も偶数も3つずつだから、と考えたかな? 1つでも偶数の目があれば積は偶数になるので、偶数のほうが多いよ。

今日つかった考え方「偶数か奇数か」のような2つの分け方も、同じくらい起こりやすいかを数えて確かめる。

この考え方をくわしく:第4章 同じくらい起こりやすい